結果はレースに特化したアシックス独自の分析であり、Runmetrixアクティビティデータとは異なる場合がございます。
ランニング中に位置情報が
正しく取得できませんでした。
レースおつかれさまでした。後半の失速が悔しいですが、レポート末尾「ペースアドバイス」では、今回の結果から当初の目標以上の記録で完走できるポテンシャルをお持ちであると推定されています。ぜひこれまでの練習と準備に自信をもってトレーニングを継続いただければと思います。ランニングフォーム面でいいますと、「安定した姿勢」「スムーズな重心移動」といったスコアを中心に高く、十分な筋力で効率の良い走りができていることが強みのようです。レース中のフォーム変化も大きくなく序盤は動きも安定していましたので、今回のペースがオーバーペースであったとか脚づくりが不十分であったということもなさそうです。ただし20km以降「骨盤の左右傾き」「左右方向衝撃」がやや大きくなり、姿勢や蹴り出しの力が左右に不安定にブレるような傾向が見て取れました。走りの効率が低下するだけなく、お尻~膝横にかけて負荷がかかりやすくもなっていたと考えられますので、ぜひオフシーズンを中心に「シングルレッグレイズ」などを通じた骨盤横の筋肉(中殿筋)、「ツイストクランチ」などを通じた体幹強化に努めるとよいでしょう。身体の軸が安定するだけでも、走りやすさが変わると思います。また20km以降は「減速量」が右脚において大きくなっていました。1歩ごとに身体にかかるブレーキが大きくなっており、コメントにご記載の右膝の痛みと関連がありそうですね。まずは負荷がかかりやすくなっていたと見られる右の太ももまわりをしっかりとケアをするとよいでしょう。レース全体を通じて「負担の少ない接地」スコアが相対的に低く、強く路面を踏むような傾向があるため、右膝まわりに限らず日頃から練習後のケアは丁寧に行っていただくことをおすすめします。また、練習内容に応じて芝生などの路面を走る、クッション性の高いシューズを着用するなどして、脚への負担を減らす工夫を行うとさらに良いかと思います。
右膝が痛み、35km以降、歩くことが多くなり、40kmからはほぼ歩きとなってしまった。
Race Review レースレビュー
ペース戦略レビュー
レース全体を通したペースの変化から、今回のレースにおけるペース配分を振り返ります。
計測されたレースの平均ペースは6:32/kmでした。後半にかけてペースが落ちていく傾向がみられました。今回の結果から、6:12/km のイーブンペースを目安にすると十分にポテンシャルが発揮できたと推測されます。
ペース(分/km)
ポテンシャルペース:
持っている実力を100%発揮するには過度な加減速がないイーブンペースが望ましいとされています。
今回の結果から、イーブンペースを維持できた場合に期待できた本レースのペースを算出しています。
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ペース
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目標ペース
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平均ペース
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ポテンシャルペース
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標高
ランニングフォームスコア
区間ごとの平均ランニングフォームスコアです。フォームスコアは6つの観点からなるレーダーチャートで表され、正六角形に近く面積が広いほどバランスが良いフォームであると評価されます。
序盤から終盤まで、レース全体を通じて総合スコアが80点を超えるとアスリートレベルといえるでしょう。
ペース
中盤以降と比べて、ペースが速かったようです。
フォーム
中盤以降と比べて、全体的にスコアが低い傾向でした。
ペース
序盤から大きく変わらずに維持されていました。
フォーム
「骨盤を軸とした全身の連動」スコアは上がりましたが、「スムーズな重心移動」のスコアは下がりました。
ペース
下がったようです。
フォーム
「動きの力強さ」スコアが下がりました。
フォームポイント解説
レース全体を通したランニングフォームの変化から今回のレースを振り返り、
ステップアップに繋がる3つのポイントをご説明します。
POINT 1
序盤は骨盤の姿勢を安定させて走ることができていましたが、20km以降、着地後の骨盤の傾きが大きくなり、姿勢が不安定になったようです。
POINT 2
序盤はペースに対する着地後の左右へのブレは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、着地時や蹴り出し時の力が左右にブレやすくなったようです。
POINT 3
序盤はペースに対する着地後のブレーキは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、なめらかな重心移動をしにくくなったようです。特に右脚においてその傾向が顕著でした。
Point Explanation 各ポイントの解説
POINT 1
序盤は骨盤の姿勢を安定させて走ることができていましたが、20km以降、着地後の骨盤の傾きが大きくなり、姿勢が不安定になったようです。
関連する指標とスコア
関連スコア
レース全体を通した動き・指標の変化
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左脚
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右脚
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平均
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ペース
このグラフは、スタートからゴールまでの「骨盤の左右傾き」の左右各脚・両脚平均の変化と、ペース推移(点線)です。グラフが上にあるほど、その時点における、着地後の骨盤の左右への傾きが小さく、着地の衝撃に対して身体を安定して支えられていることを示しています。序盤は骨盤の姿勢を安定させて走ることができていましたが、20km以降、着地後の骨盤の傾きが大きくなり、姿勢が不安定になったようです。
POINT 2
序盤はペースに対する着地後の左右へのブレは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、着地時や蹴り出し時の力が左右にブレやすくなったようです。
関連する指標とスコア
関連スコア
レース全体を通した動き・指標の変化
-
左脚
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右脚
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平均
-
ペース
このグラフは、スタートからゴールまでの「左右方向衝撃」の左右各脚・両脚平均の変化と、ペース推移(点線)です。グラフが上にあるほど、その時点における、着地から蹴り出すまでの間の左右方向への力が小さく抑えられた動きができていることを示しています。序盤はペースに対する着地後の左右へのブレは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、着地時や蹴り出し時の力が左右にブレやすくなったようです。
POINT 3
序盤はペースに対する着地後のブレーキは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、なめらかな重心移動をしにくくなったようです。特に右脚においてその傾向が顕著でした。
関連する指標とスコア
関連スコア
レース全体を通した動き・指標の変化
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左脚
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右脚
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平均
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ペース
このグラフは、スタートからゴールまでの「減速量」の左右各脚・両脚平均の変化と、ペース推移(点線)です。グラフが上にあるほど、その時点における、1歩ごとの着地後のブレーキが小さく、スムーズに重心移動しやすい動きができていることを示しています。序盤はペースに対する着地後のブレーキは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、なめらかな重心移動をしにくくなったようです。特に右脚においてその傾向が顕著でした。
Recommended Training 推奨トレーニング
ペース戦略レビュー
計測されたレースの平均ペースは6:32/kmでした。後半にかけてペースが落ちていく傾向がみられました。今回の結果から、6:12/km のイーブンペースを目安にすると十分にポテンシャルが発揮できたと推測されます。
ペースアドバイス
今回のペース推移から導き出されたあなたのポテンシャルから、推奨ペース及び予測タイム独自に算出しています。
※余裕を残して走った場合には、予測タイムが遅く算出されている可能性があります。
今回のレースにおける適正ペース
フルマラソン挑戦時の推奨ペース
からだづくりトレーニング
今回のレースにおけるランニングフォームの変化から、ステップアップに繋がるエクササイズをご提案します。
(日々の練習も含めた分析を行うRunmetrixアプリ内の「フォーム改善プログラム」とは内容が異なる場合があります。)
POINT 1
序盤は骨盤の姿勢を安定させて走ることができていましたが、20km以降、着地後の骨盤の傾きが大きくなり、姿勢が不安定になったようです。
目安
強化部位
安定した姿勢を維持することは、走りの効率や脚への負担軽減の面で大切です。シングルレッグレイズで骨盤横の筋力を強化することで、最後まで身体を支えられる強い脚づくりが可能になります。Jogなどトレーニング強度の低い日に、この種目を積極的に実施するとよいでしょう。
POINT 2
序盤はペースに対する着地後の左右へのブレは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、着地時や蹴り出し時の力が左右にブレやすくなったようです。
目安
強化部位
ダイナミックな腕振り・足運びを行いながらまっすぐ身体の軸を保つことで、速いスピードでも、スムーズな重心移動ができるようになるでしょう。クランチ(腹筋)にねじりの動きを加えたツイストクランチをぜひ実施してみてください。「しんどくなってからあと数回」という気持ちで、筋力強化に努めましょう。
POINT 3
序盤はペースに対する着地後のブレーキは小さく抑えられていましたが、20km以降、大きくなり、なめらかな重心移動をしにくくなったようです。特に右脚においてその傾向が顕著でした。
目安
強化部位
レース後半はペースに対してブレーキの力が大きくなっており、身体を支える太もも前側の筋に負担がかかりやすくなっていました。継続して質の高いトレーニングを続けるためにも、太ももまわりのストレッチを丁寧に行い、ケアをするようにしましょう。また、負担がかかりやすいと考えられる右のケアを意識的に行いましょう。